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ソクーロフ監督最新作『フランコフォニア ルーヴルの記憶』10月29日公開決定

2016年09月02日

ロシアの巨匠ソクーロフが描く、ルーブル200年に刻まれた"美"と"戦争"の叙事詩
ルーヴルといざ、88分の時間旅行へ

 『太陽』『エルミタージュ幻想』のロシアの巨匠・アレクサンドル・ソクーロフ監督が、世界一有名な美術館・ルーヴル美術館をテーマにした最新作、『フランコフォニア ルーヴルの記憶(原題:FRAN)』が、9月1日よりロードショーすることが決定いたしました。

 本作はルーブル美術館で撮影され、ソクーロフ監督と美術品を運ぶ途中に船が嵐に遭った船長とのSkypeによる通信を映す「現在」、第2次大戦のドイツ侵攻に伴い、ルーブルから美術品の大疎開を行った館長ジャック・ジョジャールと、ナチス高官で美術品保護の責任者としてパリに派遣されたメッテルニヒ伯爵の対話を描く「1938年~1940年」、諸国からの略奪品をルーブルに収容したナポレオン1世と、ドラクロワ「民衆を率いる自由の女神」に描かれるフランスの象徴マリアンヌが語る「時間の狭間」という3つのエピソードで構成されている。
 第二次世界大戦中の1939年、ルーヴル美術館長のジャック・ジョジャールは、ナチス・ドイツから館内の美術品を守るためにパリ郊外へ密かに運びだすよう指示する。その翌年、ナチス・ドイツの将校ヴォルフ・メッテルニヒが、芸術品の管理のためジョジャールの元を度々訪れるようになる。ふたりは敵同士のため心を開いて語り合うことなかったが、美術品を守る使命で繋がってゆく。ヒトラーがパリに侵攻する一方、人気のない美術館では、ナポレオン1世が美術品を前に「これも自分が集めてきたものだ」とかつての栄光に浸っている。その傍らには、フランスの象徴であるマリアンヌがいる。争いを繰りかえす人類の歴史の中で、ルーヴル美術館が見てきたものは?
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